認知症の中核症状

感覚障害

感覚障害の感覚は嗅覚、視覚、聴覚、平衡感覚、味覚などの感覚ではなく、気分の事を言い、感覚障害は気分障害とも言います。

感覚障害は感情が不安定なために気分と意欲が障害される症状を言います。昔は循環病ともいい、現在は躁うつ病ともいいます。

鬱病や躁鬱病は認知症の中核症状としてだけなく、現代は身体的に健康な人であっても10人に1人はうつ病などの精神病であるといわれ、認知症に限った症状ではありません。

鬱状態では気分や意欲が低迷し絶望感や悲哀感を感じます。また何をするにも意欲がわかず、体のだるさを訴えたり、人に会う事を嫌います。

また些細なことに不安を感じたり、理由もなく不安を感じて突然叫びだす場合もあり、症状が進行すると呼吸困難や過呼吸の症状が現れる人もいます。身体的にも睡眠障害や、食欲不振、偏頭痛、嘔吐感などの症状が現れます。

躁状態では鬱状態とは逆に気分や意欲が高揚して、異常な幸福感や爽快感を感じ、活動的になって動きまわり、病的に明るく態度が傲慢になります。

次々とアイデアや考えが生まれますが、考えがまとまらない内に次の行動に移るなど、静止したりじっとしている事が 出来なくなります。また非常に感情的で喜怒哀楽が激しく、身体的にも食欲が増進され、疲労を感じないので睡眠を取らずに一日中活動し続けます。

感覚障害ではこの鬱状態と躁状態が交互に現れたり、片方の症状しか現れなかったりしますが、認知症の場合躁鬱病か鬱病が多く、躁鬱病でも鬱の割合が多く、感情的に怒りを表す時は躁状態になり普段は鬱状態である事が多いです。

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