認知症の中核症状

行動異常

認知症には徘徊を代表とする行動異常が多くみられ、失禁や不潔行為、攻撃的行動や異食などが見られますが、認知症による行動異常は多岐にわたるので、よくみられる行動はあっても、その対処法などは十分にわかっていません。

認知症の行動異常は介護する側がどこまで許容できるかに寄るところも多く、例えば徘徊は患者安全な場所を徘徊している分には特に問題なく、見知らぬ土地まで徘徊してしまったり、交通量の多い場所などの危険地帯を徘徊している事は患者本人や介護している人、また第三者にも迷惑がかかる可能性があります。

徘徊するからといって、患者の行動をどこまで制限したり、拘束するかは介護人の判断に委ねられており、ただ行動を制限するのではなく、患者の立場でも考え異常行動にいたる原因を考えて対処する事が大切です。

様々にある異常行動でも徘徊の他に多く見られるのは異食や過食で、脳の中枢神経にも障害がおよび満腹中枢が機能しなくなって過食に至る事があります。

さらに認知機能も障害されているので食事をした記憶がなくなり、何度も食事を迫ります。

体の機能にあまり障害が出ていない場合は、家の中の食べ物を物色して食い漁ったりする場合もあるので、食べ物の入った棚は鍵をかけるなどの対処をする必要がある場合もあります。

また食べ物ではないものも口に入れてしまう、異食の行動は赤ちゃんにも見られますが、反射的に手に触れた物を口に運んでしまったり、感覚障害の為触れている物が食べ物かわからず、お腹がすいていると錯覚して食べてしまう事があり、口に入れては危険な物は目につかないようにしたり、張り紙をはって注意を促すなどしましょう。

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