認知症の種類

パーキンソン病

パーキンソン病は大脳の脳基底核とよばれる中脳に、レビー小体と呼ばれる神経細胞に原因不明の変質が起こり神経伝達物質のドーパミンが減少する異変で、代表的な症状は運動機能の低下で手足の震えや筋肉の強張り、顔の表情筋の硬直などの症状がみられる神経変性疾患です。

パーキンソン病も病状はゆるやかに進行し、初期症では何もしていない安静時に手や足が細かく震える振戦の症状がみられ、初めは片方に症状が現れ、症状が進行すると両方にみられますが何か動作をしている時や睡眠時には見られません。

運動機能低下の代表的症状は歩行困難で、歩き始める事が出来ずに最初の一歩が踏み出せなくなります。

歩き方は足が上がらない小刻み歩行で、歩き始めても非常転びやすく、咄嗟に手や足が出ないので頭や顔を強く打ちつけてしまい怪我をする事が多いのが特徴です。

歩いていてもだんだんと早足になって止まれなくなる加速歩行の症状も見られます。

これら運動機能障害のほかにも自立神経の異常がみられ、便秘や汗をかきやすく鬱の症状が出やすくなります。

パーキンソン病は認知症の症状はないと考えられていましたが、近年は認知症を初期の段階から併発する場合と認知症の症状は全く現れない場合がある事がわかっています。

パーキンソン病は完治は難しいですが死亡率は格段に低く、薬物療法や外科手術によって症状の進行を防ぐ事が可能で、パーキンソン病を抱えたまま寿命をまっとうする人が多いのも特徴です。

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