認知症の種類

仮性認知症

仮性認知症は高齢になってからの引っ越しや定年退職等の急な環境の変化や、パートナーや親しい友人との死別などによる喪失感で自分に居場所がないと感じたり、強い不安や喪失感によって、認知障害や身体的症状が現れてくる病気です。

一見認知症のように感じますが、高齢者の精神状態の不安定さや、挙動不審、認知障害が見られても脳に障害はなく、精神的な問題によってひき起こされます。

認知症には症状に波はなく緩やかに症状が進行してきますが、仮性認知症はその日の気分や、体調などで症状に波があります。

また認知症の中核症状の一つである日にちや時間、場所の理解が出来ない見当識障害はなく、自覚症状がない認知症に対して自分は病気である、ボケているという自覚があるのが仮性認知症です。

鬱病の症状によっては反応が鈍くなり無表情になるために、素人が見ると認知症と誤解しますが、鬱病が回復すると表情が戻り、反応も返ってきます。

ただ仮性認知症は鬱病の一種で鬱が回復すればいいと気にとめないでいると、多くのストレスから本当に認知症になる場合もあります。

家族が仮性認知症であるとわかったら、なるべく話しかけて構うようにし、一緒に外に出かけて期分転換させるなどして鬱の気分を紛らわせましょう。

特に男性は定年退職による環境の変化で仮性認知症になりやすいと言われており、今まで仕事に就くし、趣味なども特に持っていない人は何をしていいかわからず、強い喪失感から引きこもり状態になってしまう事が多くあります。

在職中から仕事以外にうちこめる事を探しておくのがいいですが、この機会にパートナーと何か始めたり、地域の活動に参加して鬱だけでなく脳の活性化も行いましょう。

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