認知症の種類

正常圧水頭症

正常圧水頭症は脳脊髄液の生産や循環を行っている脳室に、脳脊髄液が何らかの原因によって吸収や循環がされず脳室に溜まり、脳室の圧力が高まって脳が肥大し脳機能に障害が現れる病気です。

脳室に脳脊髄液が溜まり、脳室の圧力上がって脳の機能に障害が現れる病気は水頭症と言われ老年期だけでなく、脳に生まれながらに何らかの障害があり乳幼児に症状が現れる場合は先天性水頭症、中脳水道が原因で起こる初老期よりも若い人に症状が現れた場合は若年者水頭症、加齢によって障害がおこり、主にくも膜下出血が原因とされるものが正常圧水頭症と言います。

正常圧水頭症の症状は3つの特徴的な症状があり、物忘れや精神活動が低下して自発性や意欲がなくなり無気力になる軽度の認知障害や、小刻みに足を動かし、足を上げる事が困難な為すり足歩行で不安定であり転倒しやすくなる歩行困難と、極度の頻尿と排尿を我慢できない尿失禁の症状が現れます。

正常圧水頭症は脳脊髄液の流れを回復してやる事で症状の回復が期待でき、髄液シャント術という手術で髄液シャント術を行うことで、脳室に過剰に溜まった脳脊髄液を他へ排出し、また溜まらないようにする事で脳の機能を回復させることが可能です。

特に歩行困難は回復が認めやすく認知症や尿失禁も回復しやすいと言われています。

症状の回復は早期に治療した時の方が多く見られるので早期の発見が重要ですが、正常圧水頭症の症状が正常な加齢によって起こる症状と似ている為、老化現象と勘違いして発見が遅れる事が多くあり治療が遅れる事が多いです。

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